その3

醸造と醸造をつなぐ世界。そんな事業を。

3月にデリリウムカフェ レゼルブが5周年を迎えます。5月にはベル・オーブ六本木が9周年を迎え10年という節目に向けての最後の大事な1年となります。早いものですね。。24歳で事業を始めた私ももう33歳に。体重も順調に増加中です。

すべては六本木の小さなカウンターから大きな情熱と勢いで始まったこの事業もデリリウムカフェやベルギービールの直輸入を開始するうちビールのおかげで世界中に友人が出来るように。その友人はビールだけに留まらずワインや日本酒、焼酎と多岐にわたり、この友人達はあらゆる部分において私に多大な影響を与える事となりました。今思い返せば、この事業を始めた時点で必然的な出会いもすでに存在していて自分でビールを醸造したいと思うようになったのも自然な流れだったのかなと。正直事業を始めた頃はそんな事まで考えてもいませんでした。

昨年末にはフランス、アルザス地方よりワインの直輸入も開始。そんなおりにヒューグ醸造所のディビッドもフランスのボルドー・サンテミリオン地区等に葡萄畑を取得しワインの醸造も始める事に。もちろん日本の輸入元は…..(5周年パーティーで登場するかもしれません。) また私自身RIO BREWING & CO.として醸造を本格的に行い「初陣 Uijin」等の発表もする事によって次への一歩を踏み出しています。

これらも含めて次のステージへ向けての成長を考えた時、結局何をしたいが重要なのですが、やはり醸造と醸造の仕事間で起こる必然的でもあり偶然的でもある化学反応を次々と形にして行く事が私は得意です。醸造と醸造を結び、航路図のように人と醸造が行き交う事業を作り上げていきたい。

これから5年、この想いが現実となるように踏み出すのが私の仕事なわけですが、その中心としてデリリウムカフェ レゼルブが存在します。常に輝き続け、店名の由来そのままにベルギービールと同じ長い熟成を皆さんとたどる一番のビアカフェへ。これは僕だけの力では何も出来ません。多くの仲間を迎え入れ共に成長し、皆さんともっともっと時間を共に出来るよう(要は飲みましょうという事ですね。)ビール一杯の力を信じて進み続けます。

個人的にはそろそろ結婚もしたいっす(笑)

それは冗談として
これから世界をつなぐビール屋として仲間を募集しております。店長候補、料理長候補も募集しております。若い会社です。創造力と勢いで一緒に日本一カッコいいビール事業を作り上げていきましょう。

菅原 亮平

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