ヨーロッパ研修

ヨーロッパ研修

活躍したスタッフを対象に年に2−4回 ベルギー、ヨーロッパへの研修旅行を行っています。

ベルギーに限らず、フランス、ドイツ、スペイン等ヨーロッパの食文化に触れる旅であり、ホールスタッフはベルギービールの醸造を、調理スタッフはレストランの厨房での勤務を行うなど、研修も年々内容、自分たちで作り上げ、質を上げながら行っています。

各国のレストランや醸造所を回り、シェフや醸造家と杯を交わす。

写真は違う時間のながれる西フランダース州の美食で知られる町「ワトウ」での有名なビール料理を提供する「ホメルホフ」。シェフとの対話によって現地のサービスや料理の感覚を体感する事ができます。

これが日本でのクリエイティブなアイデアとなっていきます。食事をしながらの商談は私達シェフや生産者とではあたりまえの事。もちろんお互い「食」を舞台に活躍する者として食もすすめば話もはずみます。「食は一つの言語」と言えます。フランス語も英語もなくてもお互いの心が通じ合う時、この仕事を選んでよかったと思える瞬間でもあります。

百聞は一見にしかず。弊社社員スタッフはベルギー研修からの帰国後、全社員にプレゼンテーションにて結果を報告します。自身の店舗への応用を発表しますが、全員が予想を超える雄大な世界に魅了されて目を輝かせたスタッフに全員が感化され、モチベーションを高く保つ事が出来ます。

また、アルバイトスタッフがベルギーにて醸造所見学を行う場合も補助を行っております。

現地レストランでの研修

活躍した料理長への研修としてベルギー、他ヨーロッパ研修を行っております。

醸造所見学

ただのツアーではなく醸造家と接しながらの研修となります。

世界一の醸造家と
ベルギービールの醸造

写真は2008年世界最大のビール評価サイトratebeer.comにて世界一の醸造家となったウルバイン コトー氏。

ヨーロッパ研修参加者の声

EVER BREW入社までの経緯

大学院を中退し、何をやりたいか考えていた時、たまたま家族で赤坂の店に訪れたのが始まり。初めてベルギービールを飲んだその日も、色々なビールをお勧めして貰った事を覚えています。

それまでもお酒が好きで飲み歩き、色々な飲食店で見知らぬ人とお酒を飲み交わすことも。

お酒で交わす話、それがきっかけでできる笑顔溢れる空間が好きで、自分もの空間の創り手になれたらと思いました。入社してからの話になりますが、取締役の古城戸と話すとまさかの同郷、同じ病院で生まれた事が発覚(笑)この縁も事業理念である「円(縁)を大事にする」と言うことに何か導かれたのかもしれません。

フランス研修で学んだ事

フランス研修ではボルドー・サンテミリオン地区に訪れ、ジュラール・ド・サンテミリオン(サンテミリオンのワイン騎士の称号)の叙任式に参加して参りました。実際に自社輸入ワインの生産地に訪れることで、ワインに対する知識の向上と生産者の想いを確認することが今回の目的でした。その他にも本場のフレンチとワインのマリージュの勉強、サービスマンの動きや気遣いなども吸収することが出来たと思います。

フランスの研修ではワインはもちろんですが、一番印象に残ったのは醸造家との話。「ベルギーの文化を伝える・醸造家の想いを伝える」のも私たちの仕事です。それはフランス・ワインでも同じことで、実際交流するまでは分からなかった造りや、想いがたくさんあること。その想いを伝える担い手となるべく、私自身もそうですが、まずコレガスに伝え、お客さんへ伝え、お酒を楽しむ。それも事業理念である「円を大事にする」と言うことに通づることだと改めて考えることが出来ました。

1日目 醸造家と産地・地元の方の交流
サンテミリオン近郊のブトウ畑の調査
2日目 ワイナリー見学
ベルギーのジャーナリストとの会食(インタビュー)
ジュラール・ド・サンテミリオンの前夜祭参加
3日目 ジュラール・ド・サンテミリオン叙任式への参加
4日目 帰国

これまでの研修参加者の声

今村 基千

「研修で学んだ事」
2014年6月、神田店の名前に冠するセント・ベルナルデュス醸造所を始めとし、主にフランダース州の醸造所と自社輸入をしているフランスはアルザスの葡萄畑やワイナリーを訪ねました。造り手と直接会えたことで、店頭でのビールやワインのお薦めに説得力も加わり、お客様により楽しんで頂けるようになりました。そして、町やそこで行き交う人々の空気感を肌で感じる事に勝る経験は無いと強く感じ、もっと多くの人に同じ経験をして貰いたいと思います。

林 大喜

「研修で学んだ事」
私は入社して丁度1年が経つ頃に、ベルギーとフランスへの海外研修に行かせて頂く事になります。ベルギーでは、弊社が直輸入する醸造所や現地のビアカフェやレストランなどを周り、主にビールや食文化を学び、フランスでは、アルザスにて、同じく直輸入するワイナリーに足を運び、試飲会や収穫の手伝いなどをさせて頂きました。弊社には、事業理念の中に「ビール、食で繋ぐ人の円」という言葉があります。入社してから、この事業理念に共感を持ち、日々過ごしてきたのですが、海外研修では、この事業理念を大きく体感し、私達の大きな使命に気付かされるきっかけを作って頂いたのです。醸造家のビールへの愛と情熱を伝える事により、お客様が飲む、ただの1杯のビールが文化やバックボーンを通し感じる事で、感動の1杯に変わる。それが私達の使命であり、私達と醸造家、お客様が「人の円」で繋がるきっかけなのです。醸造家の想いを私達が、飲食サービスを通してお客様へ付加価値として提供し、その付加価値を学び、体感する事が出来る海外研修であり、お客様はもちろん、部下やコレガスに伝え還元する事で店舗の付加価値や私達が作りだす、「ビール、食で繋ぐ人の円」が日々大きくなっていくのです。

武居 純一

「研修で学んだ事」
2度のベルギー研修に行き様々なベルギーの文化に直接触れ、その素晴らしさを再認識しました。1度目は本場のベルギービールウィークエンドに参加し、その歴史と共に世界中の人を集めるビールの魅力を強く感じ、2度目の研修では現地のビストロ、レストランで実際に厨房に入り、ヨーロッパ随一の食材の宝庫といわれるベルギーの真髄に触れ、その食材を最大限に活かす料理や調理法を学ぶことが出来ました。
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