その8

気づけば、明日の24:00で27歳。
通関が早ければ明日切れるのでなんとか誕生日のお祝いに、自分の輸入したビールが間に合いそうかな?

まだまだ仕事では、半人前だが、勢いはあるつもりです。

今年は新庄が引退して、
中田も引退して、城も引退する。
中学、高校くらいの寮生活中によく応援した選手が引退していくのを見て
自分の幼さに比べて、ああいう選手はもう一つの区切りがつくのだなぁと
ある意味、感心する。

生き方的に、
今の時代は、ぼろぼろになってまで、最後までやるよりは
まだ余力がある内にきっぱりと引退する中田や新庄の方が若い人にはかっこいいと
思われるでしょう。
もう、選手としてみんなの記憶にしっかりとある内に引退できる人もめったにいないと思うし。
しかし、自分はカズのように好きな事を最後までやり遂げるほうがなんとなく、好きだし、
そこまでできる根性がうらやましい。

体操でもそうで、塚原光男氏(金メダリストでムーンサルトを発表)の息子で若い頃から注目された塚原直也選手は、選手の全盛期は団体でメダルを取れずに、個人で金メダルを目指したが、失敗。
しかし、全盛期を過ぎたアテネオリンピックでは、献身的な演技でみごと金メダルを獲得。
なにげに、その生き方というか、体操を愛する心というか、そこに拍手がしたかった。
数ヶ月前の世界選手権にも出場。いまだに頑張っている。

スポーツ選手と一緒でその道(ベルギービール)のプロとして
結果が求められる世界だが、過程も大事な気がします。
カズだってワールドカップには出れてないが、その過程がすばらしいのだと思うし、
後続のみんなに新しい道を切り開いたその力がかっこいい。

ベルギービールの世界は、自分がいなくても切り開く人達はたくさんいるが、
なんとかその中で頑張っていきたいし、情熱は持ち続けていたいと思う。

同じ年の友達の会社経営者がこの間、電話で話している時、ぽつりと言った言葉が気になっている。
若い経営者として、スキルは明らかに年上の経験者よりは劣る、何があるかといえば勢い。
そして情熱、夢。だけど、勢いと情熱が衰えて来た時にどうなるのか、心配だと言っていた。
その気持ちはよくわかる。

情熱があれば、目標もすべて自分で設定すると思うが、
自分の情熱がなくなった時にどうするのか、、

と考えていて思った。いや、
「カズや塚原直也のように燃え尽きない闘志が情熱であって、
燃え尽きるくらいなら、情熱ではない。」

と思い込む事にしました。

なので、27歳はまず止まらずに走りたいと思う。

松田公太さんが、タリーズを始めたのも27歳くらい。
まだまだ勝負はこれからです。
頑張ります。