その7


今回ベルギーへ向かった理由はいくつかあるのだが、
デリリウムカフェの一階を拡張して、新しい店がオープンしたのでそのオープンのインビテーションが届いた事も大きな理由。

その日は、夜の9時くらいから
ヒューグ一族、関係者 ブリュッセルのいつもの場所で食事。
私の隣はオーナーの娘さんと息子のAlainやオーナーのJean、エクスポートマネージャーのDavid、ヒューグの醸造所メンバー等と食事をとった。斜め前にはデリリウムのフランスのインポーター(フランスは95%が樽の輸出だそうだ。)。
みんなで食事。いつものみんなが集まって20人くらいになるが、もう全員私の事を知ってるので日本の話になる。途中で他の醸造所のエクスポートマネージャー達もかけつけてきた。
彼らも全員、顔を合わせた事があるので笑いながらビールを飲む、飲む、飲む。 typicalなベルギー料理を出す店なので私は魚介のワーテルゾーイを注文。

ヒューグ醸造所 一族

そして、デリリウムカフェに向かった。
オープンした場所にはすでに多くのお客さんがビールを片手に大盛り上がり。

しばらくしてブラザーフッド達が集まって来た。
この集団は、マイケル・ジャクソンの著書「Greart beers of Belgium」の中にも大きな写真が載っている。
そしてセレモニーは始まった。
ヒューグ醸造所 セレモニー

デリリウムのブラザーフッド達がフランス語で色々しゃべっているが、なんとなくわかっているようで正直よくわらかない(涙)
Jean、それからAlainが話し、Davidがデリリウムのテイスティング。すばらしい味わいである事を宣言した。

そして私が呼ばれた。

その部分は英語でしゃべってくれた。
「彼はデリリウムカフェを昨年10月に日本に伝え、これからもデリリウムの日本での発展を担っていく者である。」そのような内容が周りの全員に伝えられ、拍手喝采。うれしい反面、プレッシャーをこの時含め、最近感じる。

ヒューグ醸造所 セレモニー

ヒューグ醸造所 セレモニー

そして、前回デリリウムカフェ トーキョーでも行われたデリリウムの誓い。

Alain「一日に一杯デリリウムを飲むと誓えますか?」

私「はい」

周り(笑)

そして、私にだけの誓いが加わった。

一週間に一度、1コンテナ分輸入すると誓えますか?

私「えっ(笑)、、努力します。」

周り(爆笑)

Alain「では、それを約束して今デリリウムを一杯飲み干しなさい。」

ヒューグ醸造所 セレモニー
そして私はイッキに飲みほして、日本流に
グラスを逆に傾け、その下に手をかざして飲みきった事を周りにアピール。
これは、周り全員爆笑だった。後日も何度も面白かったと褒められ、初めて六本木に店だしててよかったと思った(嘘)

ヒューグ醸造所 セレモニー

そして次はデリリウムに貢献しているメンバーがメダルの授与を受ける。
Jean含めて右から4番目がランビックを醸造するオードベルセルの醸造家、
彼とは9月にも会ったので向こうから「次回は必ず醸造所に遊びに来てね。と声をかけられた。」ちなみに3番目はモンゴゾブランドを持っている方。たまに会う。毎回、モンゴゾココナッツグラスがない~(怒)という話をする。

後で聞いた話なのだが、メダルの授与は毎回行っているが、
デリリウムのブラザーフッドに入会したのは、ヒューグ醸造所の一族とメレの町の住民を含め、世界で私が初めてらしい。(驚!!!!)
Davidからは「毎月、集会があるから来月からリオは毎月ベルギーに来ないといけないよ。」という後からそんなびっくりな話も出た(笑)

ヒューグ醸造所 セレモニー
ブラザーフッドにメンバー入りのため、サインを記帳する。

ヒューグ醸造所 セレモニー
そして全員にて記念撮影。と思ったらJeanが入っていないようだ。

その後はヒューグ以外のいろんな醸造家達にも
「リオおめでとう」
と声をかけられ、固い握手。
これらの写真も「欧和」を醸造する今井さんに撮影願いました。(ありがとうございます。)

この夜はスウェーデン人やベルギー人、いろんな海外の人達が私に話しかけてきた。「おまえ、日本でデリリウムカフェやってるんだって?夢があるなぁ。」

少しだけベルギービールで世界をつないだ夜でした。

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