その7

ストライセのBlack Albertが世界一のビールとして認定されましたが、彼らに会う事ができた2007年の幸せな一日をアップしたいと思っています。

2007.9月 古城戸と今日は西フランダースはワトウ、セント・ベルナルデュス醸造所の見学後、彼らのゲストハウスに滞在する予定だった。

まずはお決まりのセント・シクステュス修道院へ。
ウエストフレテレンとセント・ベルナルデュスは兄弟ビールなので。
毎回、私の研修では両方を回る事になっている。(私は2007年だけで4回目)

アブト、エクストラ、ブロンドを飲み、古城戸が一言。
「日本のとまったく味が違います!!!」
「そうだな~。幸せだな、俺達~。ベルギービールを極める日だなぁ。」とデレデレかぐでんぐでんに話していたらほんとにそんな一日となるのだった。

写真はワトウトリペルにも出ているワトウの教会。
そしてワトウへやって来た。St.Bernardusのエクスポートマネージャー マルコとワトウで有名なレストラン「ホメルホフ」で昼食をとる事になっているから。マルコと会ってまずは抱きつく。心の友なのでほんとにうれしいのだ。
各ビールと合わせる料理を提供。土日はデリリウムカフェ トーキョーでも同じように提供しています。

ビールと料理のマリアージュが最高で僕らの会話にも花が咲いた。そんな中、ちょっとした事で私が手帳を取り出した時に中に私が以前より目をつけていたビールのメモ書きをしていた。
「Struise Pannepot,Earthmonks Ale」
マルコは偶然それに目がいったようだ。「リオ、そのビールを知ってるのか?」「うん、今一番興味があるビールなんだよね。」
うれしそうな顔で話しだした。
「リオ!!おまえはやっぱり最高だ。そんな小さな生産量だけど最高のビールを知ってるなんて!!」といいながらマルコは電話を始めた。
電話が終わってすぐにマルコは言う。
「今、ストライセの連中を呼んだから一緒に飲もう!!20分くらいでやってくるよ!!」 はやっ!!
マルコはほんとにうれしそうに「ユーアー クレイジー!!!!」と言う。
マルコのいいたい事は隣りにいた古城戸も英語がわかなくてもわかったはずだ。
ホメルホフから歩いてすぐのSt.Bernardusのオーナーが持っている店で
セント・ベルナルデュスのホワイトの樽を飲み始めると一人が合流してきた。ストライセのカルロだ!!握手して一緒に話し始める。


その後、セント・ベルナルデュスのゲストハウスに戻って
マルコが9月に醸造が終わったばかりで後3ヶ月寝かせないとほんとは飲ませないというセント・ベルナルデュスのクリスマスエールを一緒に試飲。

これで普通、もう昇天するくらいうれしかったのだが、マルコは
「リオ、明日の朝うちの醸造所は見学すればいいから、ストライセのとこに行って来な!! 普通は自分の客をもてなす日にそんな事しないけど、おまえが好きだから、ぜひ最高のビールを知ってもらいたい」

というわけで、カルロと旅立つ事となった。
ベルギー一のホップ所を走っているので途中におりて古城戸とホップの勉強。

あって一時間だが、もう祝杯を一杯かわせば友達です。
収穫も近いポペリンゲのホップ。香りが最高です。

そして彼らが醸造を行っているデカ醸造所へ向かった。

そこにいたのは、、