その6

ブラック アルバート

ストライセ醸造所がアメリカの友人のために
醸造したビールであり、2006年Beeradvocate.comが発行する雑誌にて宇宙一のビールと評された。
ベルギー国王 アルベール2世にちなんでつけられた名前であり、
分類としてはロシアン インペリアル スタウトに近いのだが、
ベルギーに皇帝はいないためベルジャン ロイヤル スタウトだと彼らは言っている。ラベルは土偶のようにも犬のようにも冠のようにも見えるのが面白い。
13%の高アルコールに加え、このようなビールにはめったに使われないドライホッピング(発酵過程にもホップを投入)を行っているのが特徴である。確かにホップの産地、ポペリンゲ周辺での醸造だけにドライホッピングのビールは多い。

彼らのいる西フランダースは
ウエストフレテレン セント シクステュス
セント ベルナルデュス
ド ドレ
と共にベルギーを代表する醸造所が存在し、お互いを高め合っている場所。
レッドビールにも知られるように樽内発酵、熟成を行う点がベルギービールをさらなる高みへ押し上げている点も興味深い。

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