その6

本日より
日本初登場 セントルイス グリュークリーク250mlの提供を各店にて
開始いたします。

セントルイスのクリークランビックをベースとして
このビールはシナモン、アニスの強いキャラクターと共に冬に体を温めるための非常に珍しいタイプとなります。約65度というカフェラテやカプチーノに近い温度帯に熱して飲む事ができます。

※卸しも同時に開始いたしますのでご気軽にご連絡下さい。
ryohei**belgaube.com 菅原まで *→@

Alc 3.2% ヴァンホンスブロック醸造所
セント ルイス グリュークリーク

さらに
デリリウムカフェ トーキョーでは、1/13(水)より
なんと グリュークリーク樽生(熱いまま出てくるのか!?!?)

F城戸と僕で試行錯誤している予定です。なんで1/13はみなさん待ってます。
もし、グリュークリーク樽生(温)、グリュークリーク(温)と
グリュークリーク(冷)の飲み比べをするなんてのはいかがでしょうか?

ヴァンホンスブロック醸造所の説明とちょこっとコラム

レッドビールで有名なローデンバッハで有名なルースラレの町から5km程にあります。
この醸造所はカスティールの醸造で知られ高アルコールの醸造所を得意としますが、もう一つの顔、ランビックの醸造も行っています。
この醸造所のランビックはブリュッセルでのランビックではないのが特徴で、
彼らに昔、ランビックを提供していたブリュッセルのウックル地区(欧和の今井さんが住んでいる地区)の醸造所が閉鎖する際に醸造所内の木材などをこの醸造所に持ち込みランビックの自然発酵酵母を西フランダース州のこの醸造に住ませる事に成功し、ランビックの醸造が始まりました。

この話もあり、僕らと付き合いのある西フランダースの醸造家達はランビックが科学的に解明される前(今もまだまだ解明されていないが、)からランビックの酵母であるブリュセレンシスやランビカス(自然発酵の酵母の種類)がブリュッセルでしか生息しないというのは違うと早くから気づいていた。

実際にストライセ醸造所はデカ醸造所に住み着くという自然発酵酵母を利用してストライセレンシスというビールを醸造しているし、ランビックのブレンダー(デ・ランケ クリーク、キュベ デ・ランケ)でもあるデ・ランケ醸造所のニノも自然発酵酵母は自分の醸造所にも住み着く事は出来ると公言している。

そういう意味でもこの醸造所のランビックは面白いとも言えます。ブリュッセルで醸造していないランビックはランビックかどうかという議論はまだ別としておきましょう。