その5

実はアメリカに来ています。
ベルギービールを輸入するにあたってロジスティックの会社との商談があるのでついでにこちらの地ビールもいただいているといった感じです。

アメリカのビールと言えば、、
実はこの間、ベルギーで騎士(ナイト)になった時にアメリカ、サンディエゴのストーン醸造所CEO グレッグもナイトになっていました。

その前日に、デ・ラ・セーヌ醸造所のベルナルドやジャンデラン醸造所のアレクサンドレ、アメリカ、モンクスカフェやカンティヨンのジャン達とみんなで秘密の?飲み会をムーデル・ランビックでしていた所、偶然、別でシリー醸造所のリオネルがグレッグを連れて来てたので久々に話をしました。

グレッグは若き成功者、起業家といった感じでいつもスーツを決めてるイメージだけども、彼がナイトの儀式の前に行った醸造組合向けのプレゼンテーションに載せた一枚の写真を醸造組合でのパーティーで見る事が出来ました。
それは彼が94年にベルギーのグランプラスをバックに撮った写真。「Tシャツに短パン姿で無邪気でうれしそうな笑顔」だったのです。ビールの本場ベルギーへやって来て、これからアメリカで自分の好きなビールで一旗あげたいという想いが見てとれる一枚でした。

彼も僕らと一緒だったんだなと一番ベルギーの旅で印象をうけた気がします。うちに秘めるものがないとあんな巨大な醸造所を15年で作れないとはわかっているものの、今更いい意味で考えさせられた写真でした。