その5

メールマガジンに載せました皆様へのご挨拶ですが、ブログにも載せさせていただきます。

ビールを愛する皆様へ

このメールマガジンもおかげさまで200号を超えました。このメールマガジンの起源はビールが売れない、お客様がいらっしゃらなかった深夜に泣きそうになりながらよく書いていたものが起源です。。

という話はさておき、
皆様本年も誠にありがとうございました。
今年の5月にはベル・オーブ六本木がオープンして私達の事業も6周年を迎える事が出来ました。
今年を振り返りますと、
念願だったランビック(自然発酵ビール)の輸入開始。ブリュセレンシス ビアフェスティバルも今年は横浜で開催。
リトルデリリウム、横浜みなとビアガーデンがオープンし、ベルギーからもヒューグ醸造所、ボステールス醸造所、セント・ベルナルデュス醸造所が来日。そして、つい先週、私が出資しているデ・ラ・セーヌ醸造所も新醸造所が完成し醸造を開始しました。その瞬間にかかって来た電話での彼の興奮は何にも代え難いものでした。私個人的にも9月にベルギービール醸造組合よりベルギービール名誉騎士(ナイト)の称号をありがたくいただく事ができました。

私達が大事にしているのは何度も言って申し訳ないですが、「ビール、食でつなぐ人の円」と「情熱」です。
私達はビールの持つ小さな1杯だけど大きな力を信じ、夢を持っています。それを支えているのは間違いなくお客様、このメールマガジンを読んでいただいている皆様であり、その皆様同士、醸造家をつなげていくのが使命です。言い方は悪いかもしれませんが、お客様は神様とただ合言葉をいうのではなく、お客様と一緒にビールを共に、時を共に、想いを共にし、未来を作っていきたいと考えています。

2011年はさらなる挑戦、進化を目指してすでに動き始めております。
僕らにしかできない事をやるから僕らの存在価値があり、お客様とつながっていける。人間、満足したら落ち目の始まりです。
常に、絶対におごる事なく、僕の人生を変えてくれたビール、食を通じて皆様に恩返しが出来ればと考えております。

今日もひょこっとお店に顔を出して皆様とお話できたらと思っております。
汗くさい文で申し訳ございませんが、この文で皆様への感謝の気持ちをお伝えすると共に来年にご期待いただければと思います。

来年に何をするかはベル・オーブ六本木のカウンターででもぜひ聞いて下さい。

Hoppy new Beer 2011
菅原 亮平