その5

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お盆の最中の中、私(菅原)と古城戸、金久保は朝一番の新幹線に乗って一関に向かった。
一関について金久保が「うちの常連の○葉さんが一関出身でいま帰省してるみたいです。」といって電話をしたのだが、
その間に偶然同じ名字の格之進の千葉さんからも「今日はいわて蔵ビール(世嬉の一酒造)含め色々お連れしますので迎えに行きますよ」といって連絡があったので千葉さんを駅で待っていた。

すると数分後にグリコのおじさんのように両手をあげて1人が近寄ってきた。
格之進の千葉さん朝からテンション高いなーと思ったが実は常連の千○さんだった。これにはびっくりしたというか笑った。
近くをランニングしていたようだ。まさかの一関での再会。
ビールの縁を出張の最初からスタッフ一同が感じる事となった。
(※写真は帰国後アップいたします。)

常連の千葉さんと少し話をしてまたお店での再会を誓い、10分程して格之進の千葉さんが僕らを駅で拾ってくれ、一緒にいわて蔵ビールの佐藤航(わたる)さんの元へ向かった。

いわて蔵ビールへ
いわて蔵ビールは世嬉の一酒造という一関の酒蔵が醸造を始めたビールで現当主の息子である佐藤航(わたる)さんが醸造責任者をつとめている。


いわて蔵ビールに到着してまずに思った事は、やはり日本酒の蔵として始まり江戸時代から歴史を持つだけあって、まさに蔵という威厳のある場所で、飲食店から見学場所、醸造所と外から見ていてうらやましく感じる素晴らしい建物だった。

写真うまく撮れなくてすいません。次回必ず!!

挨拶をして始めて航さんと挨拶を交わした。
挨拶を交わしてすぐにどう話をしてよいかわからなかったけれども、
すぐに千葉さんが私達、そして私の事をすごく想いのある紹介で航さんに伝えてくれた。千葉さんまで一生懸命になってくれていたのがよくわかった。
そして、用意した資料でこちらから一関ビアフェスティバルinYokohamaのお願いを一通りすると少しづつ緊張がお互いにほぐれてきた。

話をしはじめて15分?いや30分経っていたかもしれないが、航さんから協力しましょうとの言葉をいただいた。
航さんはすごく好青年といった感じで確か今年40才になるという事だが、千葉さんと同じ年には正直見えない。。(千葉さんごめんなさい。)素敵な方だ。(もちろん千葉さんも同じくらい素敵です。)
一通り話が済んだ後はうちのスタッフ全員お楽しみの醸造所見学。ビールの醸造設備のある建物は今回の震災で建物の壁にすさまじい亀裂が入り、もう使えないかと思ったそうだ。
たしかに写真を見ていただけれとわかるがコンクリートを埋め込んである部分はすべて隙間になっていたりわれていたようだ。もうこの建物は使えないと思ったと航さんが話しかけてきた時、今回の震災の大きさを早くも痛感する事となった。

さらなるお楽しみは。試飲である。それは素敵お仕事♪
ビールを作る方とビールを飲む事程楽しい事はない。みんなに和風のカウンターに案内してくれてそこに座り、そして航さんはカウンターに立って彼の作るビールの説明を聞きながら談笑が始まった。
やはりビールを交わしながらの会話が僕らは好きだし、今回のビアフェスの話だけでなく、ビール醸造から様々な話をする事でさらに航さんと心を通わす事が出来たと思う。


別れる際にみんなで記念撮影をした。そのまえにデリリウムTシャツと千葉さんと航さんに本人と奥さん用をプレゼントしていたのだが、航さんは奥様用のTシャツを来て写真に映ったのでぴちぴちのTシャツでした。(笑)

そこからは千葉さんの門崎牧場(かんざき)の牛舎に向かう事となった。(つづく)

取材に関するお問い合わせは ryohei (@) belgaube.com
横浜みなとビアガーデン 青木 045-228-7340 まで

一関地ビールフェスティバル